宇宙科学研究系

宇宙の観測を主な手段とする宇宙物理学の観測的研究、新時代の観測装置・技術の研究開発、新規宇宙プロジェクトの検討と実施などを行っています。

主な研究分野は、宇宙論・星形成論、高エネルギー天体現象、クォーク星上の諸現象、また推進エンジンや探査機・ロケット・衛星技術などの工学分野の学術研究の他、月や小惑星からの資源回収技術、地球外資源の利用、宇宙線・太陽光の活用など、宇宙資源の活用の研究、また惑星環境の維持に関する研究などです。そのため、研究対象は、地球などの惑星やその衛星や小惑星、また太陽などの恒星から、太陽系、星団・銀河系にまで及び、星形成領域や原始星、超新星とその残骸、星間物質や太陽系外惑星、宇宙背景放射やバリオン音響振動など、多岐に渡ります。

宇宙工学分野の研究開発も行っており、技術開発研究系との協働によって、次世代のより安全な、環境に配慮した推進エンジンや、X線や赤外線を用いた望遠鏡、その他次世代の観測技術などの研究を進めています。