永界図 (エールフレット地図) の描画を開始しました。
2022年より本格的に計画されていた「永界図」、つまりエールフレットの地図の描画が2024年10月1日より開始されました。
永界図は長年検討されていたことですが、2022年より本格的に始動する方向で動き始め、本年度2024年度始めの職員総会より、当研究所職員からの賛成多数により永界図の描画が本年度中に開始できるよう準備がされてきました。その後役員総会での可決により、地図描画に適しているとされるソフト「Microsoft Visio Professional 2021」が当研究所の内部資金より導入されることが決定し、所長田上彩夏氏が学生版でこれを購入しました。そしてこのソフトの導入に伴い、2024年10月1日より永界、つまりエールフレット・ヒェッラの地図の描画が、エールフレット大陸東部のイスラグラズ共和国アズール県鳴上郡汐鳴上村より開始されました。
この地図は10万分の1縮尺で描画されており、1 cm = 1 km という計算になります。Visioの特性上、閉曲線の内側の面積を図ることができ、また曲線の延長も計測することができます。これにより、描画された地図では、路線の長さや市町村の面積などを計測することが可能となります。従って、エールフレットの研究創作において面積や人口など未決定となっている個所について、その領域の地図が描画されれば計測して決定、または考察することができるというわけです。ソフトの設定や正しい描画方法などは、空想地図界の先達者である想像地図研究所の所長の「想像地図の人」氏よりご教授頂きました。ご協力誠に感謝申し上げます。
今後永界図の完成度が十分となった場合には、永界だけでなく晶界 (ニヴルクート・ヒェッラ) や天界 (ウミリア・ヒェッラ) などの地図の描画も行われる予定ではありますが、これらの世界は立体的に広がるため、深度や高度の違いをどのように表現するかなどが課題となってきます。我々AISASは今後このことをよく議論し、エールフレットの地図描画を進めて参ります。