アリビナ宇宙科学研究所

第10回職員総会が行われました。

第10回アリビナ宇宙科学研究所職員総会が、2024年9月22日17時より行われました。職員総会はAISAS全職員による、運営及び活動方針を見直す会議で、毎年9月27日又はその直前の日曜日に開催されます。ここでは毎年所長や会計担当者の選出などが行われます。これ以前の役員で構成される前期役員総会は同年9月27日をもって解散し、同日より時期役員総会に運営が任されます。

今回の職員総会は生存している全職員16名の内13名が参加し、76%の職員の参加ということで総会を無事に開催することができました。

役員の選出について

第10期役員総会の役員の選出が行われました。役員の選出では、所長・副所長・会計担当者を選出します。

2024年度所長には、前年度までと同様田上彩夏氏が有力候補でした。しかし田上彩夏氏は、2023年度末に役員総会より「不正契約疑惑」による審問に掛けられており、当研究所規程によれば違反点数5点超過となるため、降格の可能性が指摘されていました。しかし職員総会での様々な職員の意見では、「明確に故意に違反をしたとの証拠がない」など田上氏を擁護する意見が上がりました。これを受け、役員総会は田上氏の不正契約疑惑は「故意性が認められない」としてこのことを不問にしました。

所長選出の投票では、参加有権者13名の内、田上彩夏氏への票は11票、能美葉月氏への票は2票となり、田上彩夏氏が今期も代表として選出されました。副所長は2着であった能美葉月氏に決定し、前期と同様になりました。

会計担当者選出の投票では、参加有権者13名の内、木原和馬氏への票が8票、石川蒼透氏への票が2票、梅田利香氏への票が2票、高橋乃々香氏への票が1票で、木原和馬氏に決定しました。木原氏はこれまでの会計担当経験者で最も誠実な会計担当と評され、組織の為になる予算編成を行うと評判であったことが勝因となっていると考えられます。この他に梅田氏は、ErflettModプロジェクトなどで大きな成果を上げていることから、役員としての活動も期待したいとの声もありました。

従って、今期の所長・副所長・会計担当者は、田上彩夏氏、能美葉月氏、木原和馬氏となり、前期の役員と同様の構成員となりました。第10期役員総会の詳細についてはこちらをご覧ください。

運営方針の見直しについて

今回議題となった運営方針に関することで最も大きかったことは、「外部との争いが頻発していること」及び「CSDが干渉しすぎていること」でした。

外部との争いの頻発については、2023年頃より田上彩夏氏や小峰陽菜美氏が外部の者と複数回衝突を起こす事案が発生したほか、その一部の事案で小峰氏が相手方に誹謗中傷を行ったことで懲戒処分を受けたことなどでした。このことで今回参加した職員の多くは現状の運営方針について反抗的な態度を示しました。特に懲戒処分を受けた小峰氏は役員という身分でありながら処分を受けているということが、不安の種となったようです。

今後の運営方針について役員総会は、「外部に存在と活動が開かれてしまった以上は、情報を必要以上に制限することはしないが、外部との交戦は避けるべきであり、これまでのような閉じられた団体のように振舞うことが重要である」としました。またこれに加えて、「当研究所が当研究所の役員の紛争の際の大きな後ろ盾となってはならない」と結論付け、「当研究所が職員個人への紛争に介入しないこと」が提議され、また各職員に対し「職員同士で連携して紛争を起こしてはならない」と呼びかけました。

CSDが干渉しすぎる問題については、現在AISASはブラックリストの管理をCSDに移管しているなどの事情に因るものであると役員総会は説明しましたが、このこと自体が役員総会の職務怠慢なのではないかとの意見も上がりました。CSDはAISASに所属していないメンバーも多く所属しているため、当研究所の多くの職員はCSDに当研究所の重要情報が流れることを恐れているようです。このことの対応については、役員総会は「判断を見送る」とし、来期までの解決を宣言しました。

活動方針について

今回議題となった活動方針に関することで最も大きかったことは、「架空世界エールフレットの研究創作を推進すること」及び「停止プロジェクトの活動再開を行うこと」及び「各種サイト運営について」でした。

架空世界エールフレットの研究創作については、先日未決定だった通貨のニクロの価値が決定しましたが、この他に国家や都市の面積や気候など、未決定な部分も多いです。これらの問題を解決するためには、「エールフレットの地図の描画」が必要になってくると考えられます。このため、エールフレットの地図の描画など新しい活動を行い、エールフレットの研究創作を推進すべきであるという意見が多く出ました。地図の描画については、今年1月頃より田上氏などエールフレットの創作研究に関わっている職員から提議があり、役員総会において地図描画ツールの購入が検討されていました。

今回の職員総会で、この地図描画ツール「Microsoft Visio Professional」の内部資金での購入が全職員からの投票によって受理され、役員総会は正式にこのツールの購入手続きを進める段階に入りました。これによってエールフレットの地図の描画が進み、未決定事項の解明・定義が進むのではないかと期待が高まっています。

ErflettModプロジェクト以外のプロジェクトのほとんどが停止してしまっているという現状について、現状打破を求める声が上がりました。現在当研究所職員が就職などをして多忙期に入ったことにより、プロジェクトが軒並み停滞してしまっています。この解決策として各種プロジェクトチームの編成見直しや、新規職員の勧誘などを行うかの検討が行われました。前者は特に特に問題は出ませんでしたが、後者についてはインセンティブなどの扱いをどうすべきであるかという議論が行われ、結果的に勧誘は難しいとの結論に至りました。

ウィキサイトなど各種サイトの運営・開設について議論されました。先日当研究所のエールフレットなどの研究創作物の公式ウィキサイトである「ホワイトブルーレキシコン」が開設しましたが、その他のErflettModの解説ウィキやCSDのホームページなどの運営・開設について多くの意見が寄せられました。

ErflettModの解説ウィキサイトは「翠スクール」という仮名称で議論されていますが、ホワイトブルーレキシコン同様にMirahezeのサーバー上に開設し、ErflettModプロジェクトチームのメンバーのみが権限を与えられて編集できるようにするなどの運営案が出されました。

CSDのホームページについては、当初の予定では2024年7月には公開される予定でしたが、担当者が長期休暇を取ったことなどがあり、開設が大幅に遅れています。このホームページの公開については10月中を目途に行えるように調整が行われました。