CosmosΑプロジェクト
Cosmosα (コスモスアルファ) は、宇宙探査、資源開発、宇宙インフラ構築等の分野において、研究所が取り組むプロジェクトです。ベルコスモス (初期AISAS) の時代から行われているプロジェクトで、セルゲイ・コロリョフ設計局に追随する形で開発を進められてきました。
プロジェクトの背景
人類の宇宙開発は21世紀に入り加速しています。宇宙資源の獲得や、新たな居住空間の確保など、宇宙空間の活用が重要視されるようになりました。CosmosΑプロジェクトは、こうした状況の中で宇宙開発の最前線を担うべく立ち上げられました。
主な取り組み内容
- 新型ロケットの研究開発・設計
- 探査機の設計
- 太陽系外惑星探査技術の研究
- 月や小惑星からの資源回収技術の研究開発
- 宇宙線や太陽光の宇宙からの資源化の研究
主要な実績
これまでにCosmosΑプロジェクトでは、以下のような実績を上げています。
- コスモス96号の打ち上げ (1965年)
- ARINCA-1号の打ち上げ (1976年)
- コスモス1010号の打ち上げ (1978年)
- ARINCA-2号の設計試作モデル完成 (2016年)
- 有人宇宙船Alb1nAの設計試作モデル完成 (2021年)
- エンケラドスからの水資源回収シミュレーション (2023年)