「エールフレット」の語源・語義が明らかになりました
我々の探究する架空世界「エールフレット」、その語義は啓示された2015年から長らく不明でした。しかし、2024年1月14日に所長田上彩夏が見た夢によって、遂にその語義が明らかになりました。
これまでの研究から、フーリカ語の「Ếrflêtt (エールフレット)」という単語は、ミョルナ神聖語に「Eirs Flidda」という同じ意味を持つとされる語彙が存在するために、フーリカ語族の言語由来ではなく、神聖語族の言語由来である、即ち基となった語彙はミトーア神聖語に存在するとされてきました。今回の夢では、ミトーア神族との談笑が行われていました。その中で、ミトーア神聖語の「Êires Flidda (エイラス・フリッダ)」という語彙が出現し、この言葉は分解すると、Êire-sが「久遠-の」、Fliddaが「揺籃の地」を意味することが分かりました。「fli-」はミトーア神聖語では「揺れる」を意味する接頭辞であることが加えて判明しました。ここではflidが「揺籃」、daが「土地」を意味し、flid-daは「揺籃の地」となるわけです。これらの語義が判明したことによって、Ếrflêtt = Êires Fliddaは「久遠の揺籃の地」と直訳できます。フーリカ語ではẾrflêttと一語になっていることに合わせるならば「久遠郷」「永遠郷」などといった呼称が適切だと考えられました。
従って、長らく未解明であった「エールフレット」という言葉は「久遠郷」と訳されることになりました。「久遠郷」とは「天界 (ウミリア・ヒェッラ)」や「晶界 (ニヴルクート・ヒェッラ)」に対して、エールフレット・ヒェッラを指すものと考えられるため、エールフレット・ヒェッラが「久遠郷」と呼ばれ、これらを取り巻くエールフレット・フォースティーは「久遠郷世界」と呼ばれるのが適切であると考えられました。このことから、以前よりの「通常エールフレットと言った場合にはエールフレット・ヒェッラを指し、エールフレット・フォースティーはそのまま表記されるが、下界という語が使われている場合にはエールフレットはエールフレット・フォースティーを指す。」という呼び分けは正しいことになります。
補則:これらのことから、2024年1月14日の夢は、AISAS架空世界啓示霊夢「久遠の夢」という名称になりました。